Tailwind CSS の proseクラス で記事の見た目を整える

概要
Tailwind CSS の prose
というクラスを使うと、制御されていないバニラなHTMLの見た目をいい感じに整えることができます。
ブログを立ち上げたいけどスタイルの調整が面倒...というときに使えると思います。 本ブログでもこのクラスを使って記事詳細ページのレイアウトを構築しておりますが、特に大きな問題もなく使用できています。
動作環境
下記の環境で確認・問題を解決しました。
- tailwindcss 3.4.3
- @tailwindcss/typography 0.5.12
導入方法
TailWind CSS 本体に加え、公式プラグイン @tailwindcss/typography のインストールが必須となります。
npmの場合
以下のコマンドでプラグインをインストールします。
npm install -D @tailwindcss/typography
tailwind.config.js
の配列 plugins
にプラグイン読み込み処理を追加します。
/** @type {import('tailwindcss').Config} */
module.exports = {
theme: {
},
plugins: [
require('@tailwindcss/typography'),
],
}
CDNの場合
<head>
に <script>
でTailwind CSS のコアとなるJSファイルを呼び出します。
次に呼び出したJSファイルにパラメータを追記します。?plugins={プラグイン名}}
<script src="https://cdn.tailwindcss.com?plugins=typography"></script>
プラグインは複数追加も可能です。カンマで区切ります。 ?plugins={プラグイン名},{プラグイン名}}
使い方
バニラHTMLの親要素に .prose
というクラスを追加するだけで適用されます。
<article class="prose">
{{ バニラなHTML }}
</article>
様々なオプション
.prose
だけでもいい感じに調整してくれますが、オプションを使えばより細かな調整が可能です。
ここでは豊富に用意されているオプションの一部を紹介します。
Github のREADMEからすべてのオプションが可能です。
タイプスケール
文字の大きさを調整します。
<article class="prose prose-xl">
{{ バニラなHTML }}
</article>
ダークモード
ブラウザ設定がダークモードの場合、文字色などを反転します。
<article class="prose dark:prose-invert">
{{ markdown }}
</article>
カテゴリ: Tailwind CSS